突発性難聴について
1/7の朝の番組にて、突発性難聴について取り上げられており、当院の補聴器外来をサポートしてくれている新田清一先生が解説をしていました。
突発性難聴とは①突然発症した、②原因不明の、③高度感音難聴のことです。
少しでも早く診断し、治療を始めることが重要です。1週間以内に治療を始めたほうが治りやすいという報告されており、少なくとも2週間以内には治療を始める必要があります。
基本的な治療はステロイドの全身投与(内服か点滴)です。
投与前には糖尿病やB型肝炎がないか、血液検査で確認します。他にもステロイドを使えない状態がないか聞き取り調査もします。
ステロイドの全身投与による副作用が出やすい方や、初回のステロイド全身投与で治らなかった方はステロイドの鼓室内投与(ステロイドを鼓膜の奥に注射する)を行います。
どんな治療をしても、完全に治る人が1/3、多少聞こえが良くなる人が1/3、全く良くならない人が1/3と治りにくい病気です。
治療をしても難聴や耳鳴りが残ってしまった場合は、補聴器を使用することで症状を緩和させられる可能性があります。
当院では、治療前の血液検査(お隣のかしのき内科で行います)、ステロイドの全身投与、ステロイドの鼓室内投与、補聴器の装用まですべて対応しています。
急に聞こえが悪くなった場合は、とにかく早く受診するようにして下さい!!
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