かわせみ耳鼻咽喉科|甲府市横根町の耳鼻咽喉科・アレルギー科|花粉症|耳・鼻・のどの症状|めまい・いびき

2026年春の花粉症

山梨県甲府市横根町KEIメディカルスクエアのかわせみ耳鼻咽喉科です。

 

当院は山梨市と甲州市の全小中学校で学校医を担当しています。その活動の一環として、毎年春、夏、秋、冬の4回にコラムを作成し、各ご家庭へと配布しています。

 

今回は2025年度の冬のコラムとして「2026年春の花粉症」のお題でコラムを作成いたしました。その内容をここに載せさせていただきます。

 

 

今シーズンは、全国的にスギ・ヒノキの花粉が多く飛ぶと予想されています。

 

毎年、花粉症のシーズンが始まる前に「山梨環境アレルギー研究会」という勉強会が開催されています。この会では、山梨大学の耳鼻咽喉科を中心に、気温や降水量などの気象データをもとに、その年の花粉の飛び方が詳しく予測されています。

 

 

 

今年の研究会では、山梨県内のスギ・ヒノキ花粉の飛散量が、例年の2倍以上になる可能性が高いこと、また本格的な飛散開始が2月9日頃と、例年より早まる見込みであることが報告されました。

 

山梨県は、以前から花粉症の多い地域として知られています。1998年、2008年、2019年に行われた全国規模の調査では、いずれの年も山梨県が全国で最も高い罹患率でした。2019年の調査では、県民の約65%がスギ花粉症とされています。

 

さらに、2025年に公表されたデータでは、日本の小中学生の2人に1人が花粉症を自覚しており、山梨県では3人に2人が花粉症を実感していると報告されています。2025年3月の調査では、山梨県では全年齢の約72%が花粉症だと自認していました。

 

最近は、花粉症の人が増えているだけでなく、症状が強く出てしまう方への対応が大きな課題となっています。国も「花粉症重症化ゼロ作戦」を掲げ、スギ花粉症の方の約7割が重症以上で、睡眠や勉強・仕事の集中力に影響が出ていると注意を呼びかけています。

 

 

症状を重くしないために大切なのは、花粉をできるだけ避ける工夫と、早めの治療です。マスクやメガネの着用、洗濯物を外に干さない、花粉の多い日は窓を長く開けないといった日常の対策が役立ちます。加えて、症状が出る前、または出始めの段階で治療を始めることが重要です。鼻のスプレー薬や目薬、飲み薬を早めに使うことで、シーズン中の症状を軽く抑えられることが分かっています。

 

 

 

今年は花粉の多い春が予想されていますが、早めに備えることで、つらさを軽くすることは十分に可能です。気になる症状がある場合は、どうぞ無理をせず、早めに耳鼻咽喉科へご相談ください。

 

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