病態と症状​

かぜなどを契機に症状が引き起こされることがあることから、前庭神経（平衡感覚の維持に関与する神経）へのウイルス感染が病因として考えられています。自発性に起こる回転性めまい発作と嘔吐を引き起こします。症状は数日間続くことがあります。​

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当院で可能な検査​

前庭神経炎では特徴的な眼振（眼球の揺れ）を認めます。当院では赤外線カメラ眼振検査装置を使用して、微細な眼振の評価と記録を行います。また重心動揺計を用いた体平衡検査、vHITを用いた前庭機能検査などを行います。​

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治療​

めまい発作時には、めまいや吐き気を抑える点滴治療または内服治療を行います。入院治療が必要と判断された際は関連病院へのご紹介をすみやかに行います。​

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