かわせみ耳鼻咽喉科|甲府市横根町の耳鼻咽喉科・アレルギー科|花粉症|耳・鼻・のどの症状|めまい・いびき

鼻出血(びしゅっけつ)

病態と症状

鼻腔粘膜は空気の乾燥や鼻炎の影響を受けて傷つきやすい場所です。鼻出血は、鼻中隔(鼻を左右に分ける仕切り)前方にあるキーゼルバッハ部位と呼ばれる血管が豊富に集まる粘膜に傷がついて出血することが多いです。その他、頻度は少ないですが鼻や副鼻腔にできた腫瘤から出血することや、高血圧や血液が固まりにくいことが原因となることがあります。

 

当院で可能な検査

軟性内視鏡を用いて鼻出血点を同定します。鼻や副鼻腔にできた腫瘤性病変からの出血が疑われる場合はCT検査において追加検査を行います。当院では当日検査可能なCT検査装置を備えています。また貧血や血液凝固異常が疑われる際は血液検査を行います。

 

治療

まずは止血剤の塗布を行い止血を試みます。止血が困難な場合は、電気メス(バイポーラ)を使用して焼灼凝固止血を行います。出血点が明らかでない場合は、鼻内に止血剤や軟膏ガーゼを留置することによる圧迫止血を行います。

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