アデノイド・口蓋扁桃肥大(あでのいど・こうがいへんとうひだい)
病態と症状
アデノイド(咽頭扁桃)は鼻の奥にあるリンパ組織で、免疫反応に関与しています。繰り返す感染やアレルギー反応により過剰に大きくなることがあります。この状態をアデノイド増殖症と呼び、気道の障害を来すといびきの原因になります。
扁桃は口の中、舌の付け根あたりに左右に存在するリンパ組織です。こちらも免疫反応に関与しています。感染や炎症、遺伝的要因により肥大化することがあります。アデノイド増殖症と同様に、肥大により気道の障害を来すといびきの原因になります。
当院で可能な検査
視診や軟性内視鏡検査を行います。またレントゲン検査にてアデノイド増殖症を検査することができます。いびきや睡眠時無呼吸症候群が疑われる際は、モニター装置(フクダ電子:パルスリープ)の貸し出しを行いその程度を評価します。